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2.3 重要艤装品取付処置要領

係留、荷役、端艇、舷梯、ハッチカバー、隔壁、甲板貫通金物等、特に力のかかる重要艤装品の取付けに関しては、安全の立場からも、品質の面からも、良い取付け状態で次の工程の溶接に申し送ることが必要である。

 

2.3.1 取付け部材に肌すきが生じた場合

(1) ギャップが4mm以下の場合

157-1.gif

図2.5(1)

 

込金(アンコ)を入れてはならない。図示 脚長+ギャップ=新脚長 とするので、そのまま仮止めする。

 

(2) ギャップが5mm〜19mmの場合

(a)

157-2.gif

 

裏当金をし、45°の面をとる。

(b)

157-3.gif

図2.5(2)

 

下駄(ライナ)を入れる。

tは、用材又は部材の薄い方の板厚より厚くする。

 

 

 

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