2.3 重要艤装品取付処置要領 係留、荷役、端艇、舷梯、ハッチカバー、隔壁、甲板貫通金物等、特に力のかかる重要艤装品の取付けに関しては、安全の立場からも、品質の面からも、良い取付け状態で次の工程の溶接に申し送ることが必要である。 2.3.1 取付け部材に肌すきが生じた場合 (1) ギャップが4mm以下の場合
2.3 重要艤装品取付処置要領
係留、荷役、端艇、舷梯、ハッチカバー、隔壁、甲板貫通金物等、特に力のかかる重要艤装品の取付けに関しては、安全の立場からも、品質の面からも、良い取付け状態で次の工程の溶接に申し送ることが必要である。
2.3.1 取付け部材に肌すきが生じた場合
(1) ギャップが4mm以下の場合
図2.5(1)
込金(アンコ)を入れてはならない。図示 脚長+ギャップ=新脚長 とするので、そのまま仮止めする。 (2) ギャップが5mm〜19mmの場合 (a)
込金(アンコ)を入れてはならない。図示 脚長+ギャップ=新脚長 とするので、そのまま仮止めする。
(2) ギャップが5mm〜19mmの場合
(a)
裏当金をし、45°の面をとる。 (b)
裏当金をし、45°の面をとる。
(b)
図2.5(2)
下駄(ライナ)を入れる。 tは、用材又は部材の薄い方の板厚より厚くする。
下駄(ライナ)を入れる。
tは、用材又は部材の薄い方の板厚より厚くする。
前ページ 目次へ 次ページ