防食の電流密度
(3) 保護亜鉛の発生電流 保護亜鉛の発生電流は、被防食金属、取付け数量、取付け間隔、海水の水質、その他船体の状態等によって異なってくるが、一般には1cm2当り0.3〜1mAの数値が用いられている。次に示す保護亜鉛1個当りの発生電流は、各メーカー規格の平均的な数値と取付け数量算定に用いる標準的数値である。
(3) 保護亜鉛の発生電流
保護亜鉛の発生電流は、被防食金属、取付け数量、取付け間隔、海水の水質、その他船体の状態等によって異なってくるが、一般には1cm2当り0.3〜1mAの数値が用いられている。次に示す保護亜鉛1個当りの発生電流は、各メーカー規格の平均的な数値と取付け数量算定に用いる標準的数値である。
保護亜鉛の発生電流
(4) 防食対象面積 防食対象面積は、船体浸水面積と推進器の展開面積を算入するが、小型の船舶では舵、推進軸なども表面積を算出し材質別に分類する方がよい。 (5) 保護亜鉛の取付け場所 保護亜鉛の取付け場所は、被防食部の付近が理想的であるが、一般には船尾近くに異種金属のものがあるから、船尾に近く取付ける。保護亜鉛は、取付け位置から25m位まで有効とされている。 (6) 保護亜鉛の構造と取付け要領 鋼製心金鋳込式保護亜鉛の構造例は次のとおりである。
(4) 防食対象面積
防食対象面積は、船体浸水面積と推進器の展開面積を算入するが、小型の船舶では舵、推進軸なども表面積を算出し材質別に分類する方がよい。
(5) 保護亜鉛の取付け場所
保護亜鉛の取付け場所は、被防食部の付近が理想的であるが、一般には船尾近くに異種金属のものがあるから、船尾に近く取付ける。保護亜鉛は、取付け位置から25m位まで有効とされている。
(6) 保護亜鉛の構造と取付け要領
鋼製心金鋳込式保護亜鉛の構造例は次のとおりである。
図23.1
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