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図15.1

A 圧縮機(Compressor)

B 凝縮機(Condenser)

C 蒸発器(Evaporator)

D 膨張弁(Expansion valve)

E 低圧用圧力計(Low pressure gauge)

F 高圧用圧力計(High pressure gauge)

 

直接式は、濃塩水を用いずに、膨張弁で滅圧された冷媒を直接冷却管に通す方式である。

間接式は、大型の装置に、直接式は小型の装置に用いる。

 

15.4.2 冷媒

冷媒の種類には、次のとおり種々ある。

 

表15.1

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CO2は、冷凍力に対して比較的小さい圧縮機を用いることができ、金属に対して比較的腐食作用がないから、復水器に銅や銅合金を自由につかえる。また不燃性であるから危険を少なく、たとえ漏洩しても比重が1.5であるから比較的安全で、船舶用に適している。

NH3は、熱の吸収力が大きいので、比較的低圧力で液化する。しかし約2倍の空気と混合すると爆発性があるから、通風をよくしておく必要がある。また銅や銅合金に対して腐食作用があるから注意を要する。一般には、安価なため陸上冷凍機や漁船又は貨物船には用いられている。

CH3C1は、小型のものに用いられ、糧食用冷蔵庫などに使用される。

 

15.5 練習問題

1. 冷凍機の冷媒の特長について述べなさい。

 

 

 

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