第5.16図 ワカシ込みの溶接
(8) 溶接のタブの効用 溶接ビードにおける欠陥には、最初のスタート部のスラグとアークが安定する前のところと、終端部のクレーターの部分で発生するものが多い。この部分の欠陥をなくすために第5.17図のごとく、それぞれ溶接線の始端と終端に別の板をつけるか、あるいほ母材を伸ばしておいて、溶接完了後切断する方策をとることがある。特に自動溶接の場合は必ず、使用しなければならない。第5.5表にタブの寸法表の一例を示す。
(8) 溶接のタブの効用
溶接ビードにおける欠陥には、最初のスタート部のスラグとアークが安定する前のところと、終端部のクレーターの部分で発生するものが多い。この部分の欠陥をなくすために第5.17図のごとく、それぞれ溶接線の始端と終端に別の板をつけるか、あるいほ母材を伸ばしておいて、溶接完了後切断する方策をとることがある。特に自動溶接の場合は必ず、使用しなければならない。第5.5表にタブの寸法表の一例を示す。
前ページ 目次へ 次ページ