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第5.1表 板厚別の溶接開先形状

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第5.8図 のど厚の計算方法

 

(2) 重ね接手の重ね代

第5.9図のごとく、重ね接手にする接合は、船体の構造には、多く見受けられるが、一般的に、この重ね代が、少なすぎると、曲モーメントがかかり、極端に力が落ちてくる。従って、板厚をtとすると(2t+25)mm程度とすることが望ましい。

(3) 隅肉の脚長

船体の隅肉溶接の脚長は、それぞれの重要性から、規則で決められているが、鋼船構造規程では、500条で“薄い方の板厚の70%を標準とする”とされている。

(4) 溶接接手の疲れ強さ

溶接接手は、鋲接手と異なり、その強度は100%母材と一縮であるといわれるが、それは欠陥のない静的強度の場合であって、疲労試験を行うと、溶接接手の形式によって、明らかに、その差が認められる。第5.2表に疲労試験を行ったときの、疲れ強さの1例を示す。

 

 

 

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