(2) 船体中心より両玄に、ブロックの中央より両側に向って取付ける。 ○船底外板取付け施行順序(第5.27図) 1]、2]のシームの取付け、溶接完了後、3]のバット取付けを行えば、拘束も少なく理想である。
(2) 船体中心より両玄に、ブロックの中央より両側に向って取付ける。
○船底外板取付け施行順序(第5.27図)
1]、2]のシームの取付け、溶接完了後、3]のバット取付けを行えば、拘束も少なく理想である。
第5.27図 船底外板取付け施行順序
○側外板取付け施行順序(第5.28図) 残留応力、拘束応力からいうと、1]、3]、2]の順で溶接は行われるべきであるが、3]を先行するとシーム端部に収縮によりギャップが生じるので、位置決め確保や人の流し方等から1]、2]、3]の順序がとられている。ただしこの際クロス部の欠陥をなくすため5.28a図、5.28b図の様な注意をしなければならない。
○側外板取付け施行順序(第5.28図)
残留応力、拘束応力からいうと、1]、3]、2]の順で溶接は行われるべきであるが、3]を先行するとシーム端部に収縮によりギャップが生じるので、位置決め確保や人の流し方等から1]、2]、3]の順序がとられている。ただしこの際クロス部の欠陥をなくすため5.28a図、5.28b図の様な注意をしなければならない。
第5.28図 側外板取付け施行順序
(第5.28a図)
(第5.28b図) ○甲板の取付け施行順序(第5.29図) 1]のバットの取付け、溶接完了後、2]の外板取合の隅肉の取付け、溶接、3]のシームの取付け、溶接の順で行う。 シームとバットの取付け、溶接順序を誤まると、溶接の収縮により、仮付けビードが割れたり、継手にギャップを生じたり、歪が発生したりする。また拘束応力が残留し好ましくない。
(第5.28b図)
○甲板の取付け施行順序(第5.29図)
1]のバットの取付け、溶接完了後、2]の外板取合の隅肉の取付け、溶接、3]のシームの取付け、溶接の順で行う。
シームとバットの取付け、溶接順序を誤まると、溶接の収縮により、仮付けビードが割れたり、継手にギャップを生じたり、歪が発生したりする。また拘束応力が残留し好ましくない。
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