(3) 立体ブロック方式(第4.12図)
これは立体ブロックの組立に使用される方法である。その方法、順序は
○甲板、外板等の平板をベースとする。
○小組み、枠組みされた骨材、ばら部材等を配材して、骨組み、取付けを行う。
○曲がり外板等を一枚ずつ、はりつけて板継ぎを行う。
ブロック組立における取付作業の基本は、ブロックの形状保持と船体強度の確保である。
取付け作業の注意事項
○板配材前に定盤の平面度、治具の高さ精度等を必ずチェックする。
○板が動かぬように拘束する。
○部材の配材順序、位置を誤ると、後から配材不可能なものがある。
○位置はマーキング線に確実に合わせる。必要なものは、墨でマーキング線を出してから取付ける。