

通信教育造船科講座テキスト「船体工作法」学習指導書
例題26) シングルビード、ウィービング、ビードの継ぎ方、クレータの処理の仕方について説明せよ。
答) a) シングルビード…ストレート運棒とも呼んでいる、棒の先端を前後左右に動かさず溶接線方向のみに真直に移動して置いたビードをいう。

b) ウイビングビード…棒の先端で円弧を描くようにして、幅広く置いたビードをいう。ウイビングの幅は棒径の3倍以上にしたい方がよい。棒の角度はストレートの場合と同じ。

c) ビードの継ぎ方…中継ぎする所のスラグを取り除き中継部Bより約20m/m前の点Aよリアークを出し後戻りしてB点のクレーター部を十分溶かしてからC点へと進める。

d) クレーターの処理…終点において急にアークを切らずに棒の先端を2〜3回廻した後左方向に引上げ断続的に2回〜3回アークを切りながらビードと同じ高さに盛る。

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集計期間:成果物公開〜現在 更新日:
2023年6月3日 |
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