

通信教育造船科講座テキスト「船体工作法」学習指導書

例題21) 図示脚長5mmの隅肉溶接個所で、ギャップが4mmあった。この個所に対してどのような処置をとればよいか。
答)2<a≦5の場合
脚長=図示脚長+a-2
=5+4-2
=7
即ち、7mmの脚長が必要である。

例題22) 側外板(板厚8mm)のブロック継手部に図のように1.5mmの目違いが発生した。どのような処置をとればよいか。

例題23) 重要強度継手で図のような目違いが発生していた。(a=4mm)どのような処置をとればよいか。
答)基準では目違いは0を目標にし、
その許容範囲は、
a≦1/2t2(t1≧t2)…普通部材
a≦1/3t2(t≧t2)…重要部材
となっている。
a<1/3t2=1/3×10=3.3
従って、目違いを直してから、溶接作業にかからなければならない。

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集計期間:成果物公開〜現在 更新日:
2023年6月3日 |
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