2.2.3 半自動溶接
半自動溶接の代表的溶接法である、その系統図を下図に示す。半自動溶接機からトーチまでの距離が通常5m以内であるが、最近長尺20mのものも使用され作業範囲が拡大されて来た。
溶接トーチは、水冷式と非水冷式とがある。
溶接能率は、手溶接よりもよいので、造船所以外でも多く使用されている作業環境によっては100%CO2ガス溶接を使用することも可能である。いずれにしてもCO2の送給回路、水の送給回路、その他の装置の常時点検が必要である。作業面で慣れるまでは品質管理に十分注意するよう。