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7.10.1 上部構造ブロックの組み方の例

(1) 甲板を組立ベースとする

(2) 組立治具

甲板が水平なら水平治具

キャンバーがあればキャンバー治具を作る

 

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(3) 先行組み

甲板、側壁、フロント、後端壁、内部仕切り壁等は、先行組みして歪も取っておく

・ 溶接前に歪防止用の補強材を取付けると有効である

・ 溶接は、水密部以外必要最少限のタック溶接として歪を防止する

・ 溶接後反転して背焼き等で歪を除去する

 

068-2.gif

 

(4) 大組み

甲板をベースにして後端壁、側壁両玄、フロント壁の順序で取付けを行う

(5) 溶接

(6) 玄窓、出入口等のは、全溶完了後、開孔すると歪発生が少なくなる

(7) 補強材はブロック搭載、壁の裾と上甲板等の取合せ部の溶接完了後取外す

(歪防止上)

 

068-3.gif

 

 

 

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