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性別では女性の方が男性よりも多くなっているが、これは男性のウィンチを回す力の2nd Speedの測定値が測定可能範囲(300Kg以内)を超えたサンプルが14件あったためである。

表中の四肢健常者とは、手足を自由に動かすことができる者をいう。(したがって、視覚障害、聴覚障害、知的障害等を有する者でも、手足を自由に動かすことができる者はこの範疇に含まれる。)

四肢健常者のウィンチを回す力の2nd Speedの測定値は、大半が測定可能範囲(300Kg以内)を超えたものである。

 

表・6-1 年代別、性別平均値

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*四肢健常者は、女性5人、男性19人

 

表・6-1には、今回の測定で収集したサンプルの全体的な傾向が示されているものであるが、測定値として重要となるのは、障害者及び四肢健常者のロープを引く力、同じく1st Speedでウィンチを回す力並びに障害者の2nd Speedでウィンチを回す力である。

障害の程度による傾向は、6-2.で検討する。

 

 

 

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