ボランティア教育研修会を地元港区で開催
地域に根付く労組のボランティア
YKK黒部・日木毛織一宮
社会参加システム推進グループ
【12月2日】
東京・港区ボランティア教育研修会を開催した。港区社会福祉協議会と共催。港区教育委員会後援。参加者30人。発表者小学校校長1人、中学校教諭1人、講師に学習院大学の長沼豊助教授をお願いした。初の地域開催、学校行事等で忙しい時期と重なったが、港区社協のボランティアセンター長森マサ子さん、担当の加藤三奈さんの心強い協力体制を得て、10人を超える教師と学校教育に協力しているボランティアの方々が参加、発表者や講師の方の話に熱心に耳を傾けられていた。「とても有意義な会であった」と参加者から評価をいただき、ほっと胸をなで下ろした。また、港区議会でも、ある議員の方がこの会について、良い会議が開催されたと発言されていたと、後日教育委員会からうかがうことができた。
(有馬)
【12月12日】
東京都港区立笄小学校で行われた3・4年生合同授業〜体験しよう耳の不自由な人の立場を〜を参観した。ボランティアグループ「手の会」が入っての授業である。体験談を聞き、小グループに分かれて挨拶や名前を覚えあった。その後「手の平を太陽に」「赤鼻のトナカイ」に分かれて覚え、歌いながら発表した。子供たちのうれしそうな様子と、ボランティアの方の「上手にできてうれしい、すごく感動した」等、笑顔の数々がとても印象的だった。
(蜂屋)
【12月11〜12日】
労働組合のボランティアのパイオニア的存在であるYKK黒部労働組合と日本毛織一宮労働組合をお訪ねしたところうれしいニュースを聞かせていただいた。前者では以前から取り組まれている特別養護老人ホーム「新川ヴィーラ」での外出介助に加え、同施設が運営するグループホームでの活動も開始、後者は同じく特別養護老人ホーム「あいふるの里」での外出介助ボランティアが上部団体であるゼンセン同盟愛知の目に留まり、近々勉強会が開催されるとのこと。労組幹部の皆様のご理解とご協力と、施設スタッフの熱心なコーディネートの賜物。敬意を表すると共に他の労組にもPRして行きたい。
(中村)
【12月15〜16日】
高齢者との手紙の交流を続けている学校のうち、兵庫県の黒田庄町と緑町の小学校を訪問した。社会福祉協議会、学校、郵便局あるいは地域の人が協力し合って、生徒と1人暮らしの高齢者との手紙の交流を支えており、子供たちも高齢者とのふれあいに喜び、積極的に参加している様子を聞いたり、作文や写真で取材した。回を重ねるにつれて子供たちが、よその人に声をかけたりする事ができるようになり、事実、廊下で出会った生徒が大きな声で挨拶をしてくれた。手紙交流を推進するモデル校として大変参考になった。
(吉田洋)