近隣型助け合い
実践講座 NO.12
「わかるふくしネットワーク」
主宰 木原孝久
サロン活性化の秘策は…?
先日、新潟県のある女性からファックスが届きました。仲間数名と一緒に、町内の空き家を借りて、ふれあいサロンを開いたのだが、目指す高齢者はほとんど来ないで、開店休業状態。どうしたらいいのか、という悩みでした。
そういえば最近、この種の悩みをぶつける人が増えてきました。先日も東京・北区の「ヘルパー2級を取得した」という女性から、同じヘルパー資格を取った数名で、ミニデイサービスを兼ねたサロンを開いたのだが、半年たっても一人も老人が近づいて来ない。「まったく住民の意識の低さったら…」と憤慨していました。