時事ニュース
2001年2月号<トピックス>
1] 介護保険 請求業務に強い味方!
2] 介護保険 屋外住宅改修も対象に
3] 続々とすすむ法改正
4] 教員が高齢者疑似体験の研修
5] 健康保険証カード化1人に1枚 今春から順次
●介護保険・請求業務に強い味方!
市民協が共同事務センターを開設
全国で主に高齢者等への助け合い活動を行っている草の根団体=市民互助団体約1000のネットワークである市民互助団体全国協議会(市民協)が、昨年11月22日付でNPO法人格を取得、12月には共同事務センターをオープンさせた。同センターでは当面は、介護保険の国保連への請求業務の代行を中心に、今後は利用者の1割負担分の請求業務、団体の会計処理、決算業務の指導処理などについても順次広げていく。細かい実務処理に手が足りない草の根団体にはまさに朗報。また、利用料金は、利用者16〜20人で月額2万5000円(初期データ入力費用は別途)と、コンピュータヘの入力業務もボランティアが活躍中で低廉な費用で行ってもらえる。市民協のホームページもオープンしたので一度ぜひ覗いてみてはいかが?
市民互助団体全国協議会
TEL 03(3431)5077
FAX 03(3431)5170
ホームページ http://www.seniornet.ne.jp
●介護保険、屋外住宅改修も対象に
昨年12月1日から、それまで適用対象外だった屋外の住宅改修にも介護保険が利用できるようになった。玄関から庭先の段差解消などもOKになったわけだが、当たり前といえば当たり前の話。また既に持っている車イスなど福祉用具の付属品を単独で業者からレンタルする場合にも介護保険が適用されることになった。介護保険は生まれたての制度。「成長」の過程をしっかりとケアマネジャーなどから教えてもらって、不利にならないように情報を得ていこう。