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介護保険はどう動く?

身近なところに「かかりつけ医」を持とう

 

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東京都医師会理事 野中博(のなかひろし)さん

1947年9月東京都生まれ。72年東京医科大学卒業、内科学教室入局。74年内科学教室助手。85年東京都台東区に内科、循環器科の野中医院を開業。87年社団法人浅草医師会理事となり、89年から現在まで会長を務める。96年医療法人博腎会野中医院を開設し、人工透析に取り組む。97年から社団法人東京都医師会の理事、99年から介護保険を担当。

 

介護認定のカギを握るのが主治医の意見書。コンピュータによる一次判定には反映されない病状や、日常生活に必要な支援を医師の立場で記載する。これまで身近なお医者さんを持たなかった人にとっても、介護保健では主治医の存在が不可欠。「これを機会に、ぜひ住み慣れた地域に主治医と呼べる『かかりつけ医』を持ちましょう」と、野中さんは訴える。

(聞き手・阿部まさ子)

 

 

 

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