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また、制度が始まって現場が混乱していることもあるのでしょうが、活動を通して、援助を求めているのに制度の不備で救ってもらえず、家族共々、やりきれない思いも体験した。ですから、介護保険制度のすき間で苦しんでいる人たちを、積極的にサポートしていきたいと考えています」

確かに、介護保険の「枠外」のふれあいボランティア活動があってこそ、介護保険の「枠内」のサービスが充実し、うまく機能もする。まさに、それは車の両輪のような関係といえる。

 

1998年 6月

札幌で実績のある「ワーカーズ・コレクティブひまわり」「札幌微助人倶楽部」を見学。さわやか福祉財団の団体設立マニュアルで勉強。

7月

設立準備委員会発足。以降、月2〜3回の会合を持つ。

1999年 5月

「地域たすけあいサービス 青空」設立。設立総会を開催。

9月

札幌で開かれた「さわやか懇話会」に参加。また、「札幌微助人倶楽部」にて、事務研修を受ける。

11月

会員向けの研修会&交流会を開催。

2000年 7月

2000年度総会開催。総会終了後、痴呆症高齢者介護に関するビデオ研修を実施。

 

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脳梗塞で通院中の女性のために食事作り。

 

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一緒に食事を取ることも。

 

事務所を確保し、NPO法人格の取得を目指す

 

 

 

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