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【9月14日】

東京都中野区立北中野中学校の生徒会が希望者を募って、高齢者に自分たちが育てた花鉢をプレゼントする行事に参加した。175名の高齢者に同数以上の生徒たち、全員の先生方が分担し、民生委員さんの協力を受けて配っていく。生徒たちのさわやかな笑顔とやさしさ、高齢者のうれしそうな笑顔に触れて心が温かくなった。きっと強制ではなく一人ひとりの気持ちから出た行動であり、伝統の持つ力だと思った。ボランティア活動は着実に定着し、発展してきている。これからも地道に活動しているところをどんどん見ていきたい。

(蜂屋)

 

【9月21日】

東京港区が計画中の「みなとコミュニティハウス」の継続利用団体の審査委員として8つのNPOの審査を行った。本事業は港区が都の委託を受けて都営北青山1丁目アパートの地下1階をNPOに開放しようとの事業であるが、運営等をすべて入居NPOに任せるという画期的な取り組み。当財団としてはこのチャレンジングな取り組みを応援すると共にアパートで生活されている地域住民が気軽に立ち寄れるスペースにしてもらうよう関係先に働きかけていきたい。

(蒲田)

 

【9月23日】

浦安青年会議所主催のNPOフォーラムが浦安市文化会館で開催された。目玉は地元13NPOが行う市民への活動PR。参加者は約50名でそのほとんどが関係者、もっともこれは最初から予想されていたことで本フォーラムの狙いは参加NPO同士のネットワークの構築。この点では及第点。浦安市は人口13万人、新旧の住民が交流すること、これが、まちの発展につながるという観点からは課題も多いが、第一歩としては成功。財団としても積極的に応援していきたい。

(蒲田)

 

【9月29日】

横浜市神奈川区の神ノ木ケアプラザにて、「ホリデースクール」の第1回企画会議が行われた。12月17日(日)に同ケアプラザを会場として、神奈川区在住で養護学校高等部に在籍している生徒とボランティアの方々とが、ゲームなどを通じて交流できるようなプログラムを計画中。企画会議のメンバーは、「障害児の地域参加を支える仕組みづくり研究会」の神奈川区関係者に保護者代表が加わって構成されている。プログラムの内容についてや、参加者の募集方法などが話された。研究のための企画ではなく、これを機に、長い目で育てていけるような方向で進めていきたいということも確認された。

(斉藤)

 

 

 

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