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麻野 インストラクターとしてどう団体づくりを促進させるか、私も微力ながらのお手伝いなんですが、気負い過ぎずに自然体でやろうと心がけてます。私が研修を受けた時に堀田さんが自然でいいですよと言ってくださった。それを聞いて肩の力がふっと抜けて、ああ自然で、自分のベストを尽くせばいいんだなと。そうしたら輪が広がっていたんです。まず自分の中の心のバリアを取り払うことが大事だなと気づきました。

阿部 先輩とか後輩とか、会の大小とかを言っていると知らない間に上下ができてしまう。そうなると気持ちが委縮して、自分がやりたいことも邪魔されてしまうじゃないですか。それはとってもおかしいし、こういう活動はみんな対等だよと私は常々言っています。自然体で誰にでも声をかけていけばいろいろなネットワークも広がりますし、私もどんどんお友達ができちゃった。

堀田 どんなお友達(笑)?

阿部 隣町の町長さんとか、教育長もお友達(笑)。社協の人も。市の職員も。

米山 万事このペースなんですから(笑)。

一同 (笑)。

 

新しい助け合いの形を全国に!

地域の特性、その人の個性が生かされた団体づくり

 

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堀田 九七年から始まった一日研修会も各地に広がっていますが、みなさんの目から気づいた点はありますか?

麻野 先ほども話に出ましたけれど日ごろから関心ある方の問い合わせってありますよね。たくさんの方を公募するのもいいけれどそういう人たちに一番に情報が届くようにしてあげてほしい。

 

 

 

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