大分県福祉ボランティア大学開校式で基調講演
福岡県行橋市で意見交換
自治体プロジェクト
【8月22日】
大分県平松知事の提唱で、99年より始まった「大分県福祉ボランティア大学」の今年度の開校式で「地域の福祉の担い手」のテーマで基調講演する。参加者をいかに実践に結び付けるかの視点から、『さぁ、言おう』6月号を資料に、各地の子供・スポーツ・環境等のボランティア活動の起点・経過・現在活動についてお話しする。初めて参加された大分銀行内藤社会貢献室開設準備委員長、トキハ百貨店社員のみなさんからは、身近な日常生活に機会があることがわかったと感想をいただいた。また後日、入学式に参加した、さわやかパートナー大分県緒方町佐藤仁相さん(62歳)より「多くの事例を私の今後の活動のヒントにしていきたい」と編集部にお便りがありました。終了後、安倍福祉保健部長より第1期生18名を先進地域に派遣し、自らのテーマを大学で発表し実践につなげたいなど、種々の協力依頼あり。(和久井)
【8月23日】
福岡県行橋市・永岡介護保険課長、行橋市地域ケア協議会緒方事務局長をNPO法人たすけ愛京築・追立会長、阿部インストラクターと訪問する。1]介護相談員は地域ケア体制の一角の位置付け、2]施設から在宅に移行する中間体として、ふれあい型グループホームを居宅として考えたい、3]新たな仕組み―NPO法人支援、ボランティア・NPO活動促進等の先駆的取り組みをしている。特にNPO法人たすけ愛京築への期待は大きく、介護相談員候補、まちづくりNPO法人委員が予定されている。
(和久井)
コミュニティーホーム全国ネット理事会開催
生活支援システム研究会に出席
グループホーム推進グループ
【8月4日】
自立のための共生の住まいについて関心を寄せる者がネットワークを組み、情報交換を行う場である「コミュニティーホーム全国ネット」の結成に向けて準備が進められている。ふれあい型グループホームを含む「共生の住まい」に関して、そこで生じる問題等については、それぞれが個別に対処している現状であり、入居者にとってより安心できる住まいとなるためには、専門的な知識や客観的な意見を交換しながら解決できる体制づくりが必要。このようなネットワークがうまく機能するよう、今後は運営者・入居者の両者に幅広くかかわっていただけるよう呼びかけていきたい。(松宮)