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学校教育が担うのは、きっかけつくりのボランティア学習である。ともすると体験のみに目が行きがちであるが、P.D.S(計画・実施・評価)を大事にし、きちんとしたサイクルつくりを。「総合的な学習の時間」「特別活動」(学級活動・生徒会活動・学校行事)「道徳」等相互の関連を図って位置付けを考える必要がある。学校の特色、生徒や地域の実態をもとに、社会福祉協議会等の協力を得ながら進められるように、各学校にいろいろな情報提供や助言ができるように学びたい。(蜂屋)

 

【8月21日】

横浜市神奈川区のグループ「あそびを広げようピッピの会」主催のプログラムに、神奈川区在住のみどり養護学校の児童生徒3名と共に参加。神大寺中央公園の一角にシートとテーブルを設置してのロウソク作りに加わったり、樹木と樹木の間に吊り下げられたハンモックに乗ったりしながら半日を過ごした。神奈川区生涯学習応援情報誌「ぐろーばる・あい」の編集ボランティアをされている下屋氏が同行。後日、学校の方にも取材で来校の予定。(斉藤)

 

【8月23日】

第6回スクールボランティアサミットを開催した。場所は、中央大学駿河台記念館(東京・御茶ノ水)。今回は午前中に分科会を開催。小学校、中学校、高等学校別。午後、全体会としてシンポジウムとてい談を行った。シンポジウムは地域で生徒を受け入れたり、学校に協力しているボランティア団体、PTA、ボランティアセンター、特別養護老人ホームの方々と司会に中学校の校長先生をお願いした。てい談は、小学校の校長山下敏夫氏、TBSテレビ「3年B組金八先生」の脚本家の小山内美江子氏、さわやか福祉財団理事長堀田力の3人。

参加者は、分科会168人、全体会301人で、分科会は、定員160人に対して105%と盛況だった。

内訳としては、小学校に参加者が多く、中学校、高校となるにしたがって、参加者が少なく、特に高校に対する啓発活動の必要性を感じた。午後の部は、半数はPTA、一般の方々の参加であった。アンケートでは、80%以上の方から参考になったとの評価をいただいた。特にPTAの発表に対して、大変刺激を受け、何か始めたいといったうれしい意見をPTAの方々からいただいた。また、てい談は、95%の方から参考になったという高い評価をいただいた。来年度は、もっと多くの方々に参加していただけるように、計画を進めていきたい。(有馬)

 

【8月31日】

2000年秋のサッカーさわやか広場開催計画を8月中にセットすべく活動したが、今年は例年と異なり、シドニーオリンピック開催の影響でJリーグは一時中断され、思うように計画できない。現在、計画5会場に対し3会場が決定したに過ぎない。

 

 

 

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