熟年モチベーター 河西和彦さん
(かさいかずひこ)
1932年5月長野県生まれ、68歳。山梨大学工学部を卒業し、56年東京通信工業(現ソニー)に入社。エンジニアとしてトランジスタラジオ、テープレコーダーなどの開発に携わる。60年ごろ米国に駐在し、現地法人の設立に尽力。92年定年退社。在職25年目ごろから、社外の勉強会などに参加し、“脱会社人間”をめざす。82年に「ひとり新聞」を創刊し、熟年世代の生きがい開発やネットワークづくりに着手。定年後は「熟年モチベーター」を名乗り、講演、執筆活動に乗り出すかたわら、母の遠距離介護を続けている。「自分史を書く」「大衆長寿時代の老い方」(共著)など著書多数。