日本財団 図書館


「現地の団体の方には、ホテルでの入浴やベッドへの移動、“おやすみなさい”まで協力していただいています。全国にこのようなネットワークができれば、身障者の方でも容易に、安心して旅行を楽しんでいただけるし、私たち活動する側にとっても、他団体との交流の場になると思う。ぜひ、広めていきたいですね」

また、地元の女子高校の二級ヘルパー養成時のホームヘルパー同行訪問に協力するなど、地域に密着したボランティア活動を行っているのも、会の特徴の一つだ。

こうした地道な活動により、設立から丸五年たった現在では、会員数は約二六〇名、年間活動時間五〇〇〇時間(一九九九年度実績)を超える団体へと発展。昨年にはNPO法人の認証も受けて、この四月からは「NPO福岡ホームヘルプサービス」の事業名で訪問介護事業も開始した。

 

1995年 8月

さわやか福祉財団のリーダー研修受講後、「お互いさま」を合言葉に市民互助型在宅福祉サービス団体を27名の仲間と共に立ち上げ、以来任意団体として活動。

1998年 4月

福岡県ネットの仲間とともに5団体同時に、NPO法人の認証を受ける。

11月

福岡たすけあいの会のホームページ、Eメールを開設。

2000年 4月

「NPO福岡ホームヘルプサービス」の事業名で訪問介護の事業を開始。

 

030-1.jpg

市民の助け合いならではの心のこもった活動が広がる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION