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身近なところからの活動

発表者 埼玉県越谷市立大袋東小学校

教諭 田部井初江さん

在学中の児童の中に、弱視のためボランティアの作成による拡大教科書を使用していた生徒がいたことがきっかけで、拡大写本を作ろうということになった。毎月第四水曜日のニコニコタイムの二〇分間を利用して、制作した。「拡大写本作りを通して、子供たちは、ボランティア活動とは何かを改めて考え、また自分たちも人のためになるという自信を得たようだ」と振り返った。

 

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拡大写本作りについて報告する田部井さん(写真左)と稲田さん(写真右)。

 

中学校分科会

創意工夫にあふれた三原台中学校のボランティア体験学習と、全国的にも有名な兵庫県の「トライやる・ウィーク」中学校の分科会でも、事例から多くのヒントを得ようと、参加者かメモをびっしり取りながら報告を聞く熱心な姿があった。発表者の青木さんが手作りの高齢者疑似体験の装具を持参。休憩中に先生たちが興味深げに手で触れ、質問をしている姿もあった。

講評者 東京都世田谷区立北沢中学校

教頭 中村豊さん

(前年度さわやか福祉財団派遣研修職員)

司会 さわやか福祉財団 蜂屋隆子

(東京都教育庁より派遣)

 

自分を見つめる一週間

発表者 兵庫県教育委員会事務局義務教育課

心の教育推進担当 指導主事 東智之さん

一週間学校を離れて学校ではできないことや、やってみたいことを納得するまで体験するトライやる・ウィーク。

 

 

 

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