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●「介護支援専門員支援会議」発足

7月26日に初会合

ケアマネジャー(介護支援専門員)の資格保持者は全国に約16万人いるが、過大な事務負担などから十分に機能が果たされているとは言いがたい。厚生省ではケアマネジャーを支援するために「介護支援専門員支援会議」を発足させ、7月26日に初会合を開いた。一方、青森県八戸市では7月24日に「地域介護支援専門員協議会」が発足、地域の関連分野と連携を取り、質の良いサービスが提供され介護保険が円滑に運営されるよう活動を開始した。介護保険の要ともいうべきケアマネジャーの充実に向けてみなで働きかけていこう。

 

●東京都か48区市町村の福祉事業に補助金

―自治体もアイデアの時代?

東京都では今年度新たに福祉改革推進事業の一環として、都が提示した画一的な事業でなく、区市町村が実情に応じて自主的に取り組む福祉事業に要する経費の一部について補助する制度を設け、8月15日までに48区市町村の376事業への補助を決めたと報道された。

各自治体から地域福祉サービスに関する独自事業を申請してもらったところ、20件近いアイデアを提出して数億円の助成を得て積極的な姿勢を見せる自治体もあれば、一つも申請しなかったところもあり、自治体間での熱意の差が際立ったという。介護保険制度をはじめ、これからは市町村の手腕がさまざまなところで問われてくる。自治体のアイデア次第で地域格差が広がってくる時代、住民側もしっかり関心を持って提言していこう。

ちなみに申請しなかったところはどこ? と聞いたが都ではまだ公表の段階ではないとのこと。情報公開の時代どんどん世間に公表したほうが市民の関心も高まると思うけれど、いかがですか?

 

●「手押し車歩行者交通安全ネットワーク」発足

―秋田県矢島町

シルバーカーを使用する高齢者が増えているが、秋田県矢島町ではこうした高齢者の安全を守るため、矢島署をはじめ町、老人クラブ、社会福祉協議会など8団体からなる「手押し車歩行者交通安全ネットワーク」が発足した。シルバーカーの高齢者への声かけや横断誘導など「一声運動」を行うほか、一人暮らしの高齢者の自宅訪問を行うなど心の交流を通して、高齢者の安全のみならず心も守ろうという狙いがあるという。

 

子供は母親をその笑顔で見分ける。

(ウェルギリウス)

 

 

 

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