「こうした会は継続することが大切ですから、たとえ私が欠けても存続できるような体制を整えておきたかったんです。あとは地道でもいいから、いい仲間づくりに励みながら、視覚障害の方々とのバス旅行など、自分たちでできるところで、できることを、思いやりを持って楽しく活動していきたいと思っています」
一つの団体がその使命を終えて別の団体に生まれ変わっても、それまでの活動の中で信頼関係を培っていれば同じ思いで集まってくれる仲間や団体の必要性を理解して応援してくれる人は必ずいる。そうすれば、自ずと道は開けることを、「隣の会」はしっかりと証明していた。
1992年9月
南日本ケアシステム協会「ふれ愛センター」発足。
1993年1月
齋藤鈴子さん、同センターの協力会員として参加。
1994年6月
齋藤さん、同センターの事務局長に就任。
1996年4月
視覚障害者の卓球ボランティアを開始
1998年12月
同センターの終了を決定。
1999年2月
終了に向けての事務手続きを開始。
3月31日
「ふれ愛センター」終了。
5月1日
「隣の会」発足。
2000年2月
「さわやか大隅」の名称で訪問介護事業の認定を受ける。