「果たして自分たちで会を立ち上げて、運営していけるのかという不安もありましたが、せっかく今まで一緒にがんばってきた仲間と縁を切りたくないとの思いもありました」
一か月の期間を空けて新団体として発足
新しい会を立ち上げるに当たっては、運営面で無理をしないために自宅に事務所を置くことにしたが、まずは、ふれ愛センターで共に活動してきた仲間に、再び一緒にやってくれるかどうかを打診したという齋藤さん。
「そうしたら、ありがたいことに全員が新しい会に移行することを快諾してくれましてね。それでみんなで知恵を出し合って、“隣の会”という名称を付けたんです。隣という文字には“隣近所、仲間”といった意味があるので、支え合い、助け合う気持ちを大切こしていこうという思いを込めたんですよ」
また、「ふれ愛センター」と「隣の会」は別団体であることを対外的にはっきりさせるために、あえてセンターの終了から一か月の期間を空けて五月一日を発会日とし、その間に印刷物の制作や定款の作り直しなどの事務作業を行った。