日本財団 図書館


5月いっぱいですべての仕事から離れ、食事、洗濯、身の周りのことなどに専念するつもりでいる。

今日、「痴呆のある高齢者への対応について」という島村さんの投稿(5月号)を読んで本当にこんな孫がそばにいてくれたらと心を打たれた。痴呆になるべくしてなったのではなくこれは天の試練と思い妻の介護に専念している。結婚して54年、妻77歳。二人で老後の人生を夢見ていたが、人生にはいろいろと試練がある。

 

二度童(わらし)との幸せを、つくり出してください。

 

ある日の車中にて思ったこと

上村和子さん 65歳

大阪府

 

ある日、京橋より自宅に帰るため電車に乗る。野江より見るからに老いたる人が乗って来た。満員だったが学生(男子)が席を譲った。私は今日このごろ10歳代の犯罪が多いのにえらいなぁと思っていた。その人は聞こえないのか、「知らんぷり」している。また、学生は「どうぞ」と。そしたら「私は老いていません」だって!!プライドなのだろうか。小さな善意も芽を摘まれたように思った。自分がもっともっと老いたらあのように意固地になるのかなあ。

何が何でも座りたい人(老いてるから座りたい態度を見せる人)もいる。私も、若いころには考えてみなかったことが目の前になればいろいろと考えさせられる。子供を結婚させ、今は主人と二人きり。未知の世界での手さぐりに、その場、その場で解決して楽しく老後を送りたいと思っています。かわいい、じじばばさんになりましょうネ。

 

やわらかい心がかわいさを生むでしょう。

 

里親会の機関誌を発行しました

佐々邦彦さん 54歳

静岡県

 

このたび、当里親会の機関誌「ひだまり」を発行することになりました。里親制度ということ、そして当会としての日ごろの活動を広く、多くの市民の方々に知っていただき、できれば里親になっていただきたいという願いを込めて発行するものです。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION