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人生の試練と思いつつ妻を介護

林嘉久男さん 81歳

長野県

 

痴呆症と診断されて1年を経過した妻との闘いである。一昨年ごろより物忘れがひどいなぁと感じていたが、本人は高齢者学級や趣味の大正琴、コーラスに出向いていた。知人から、奥さんの日常会話が少しおかしいと思うので病院で診断してもらったら!!と言われるまで無関心であった自分に、今にしてどうしてもっと早く診てもらわなかったかと後悔先に立たずの思いである。介護認定は3と決定された。老人性痴呆症という診断書であり、このまま進行を防ぐための投薬しか方法はないとのこと。

地域の施設デイホームに週5日通い、看護婦さんやヘルパーさんにご面倒をおかけし、その間に私は自分の仕事をこなしている。

 

 

 

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