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介護保険はどう動く?

お店で物を買うのと同じ感覚で介護サービスを選ぶ消費者になろう

生活感覚に根差した介護保険に

 

八〇年代から在宅高齢者のケア全般にかかわってきた竹内教授の持論は「閉じこもりが寝たきりをつくる。そうならないために、通所ケアで人と交わろう」。大学病院のリハビリ科で高齢者やその家族と接することの多い竹内教授の目には、この介護保険、ソフトの部分かまだまだ不親切だと映っている。

(聞き手/阿部まさ子)

 

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日本医科大学リハビリテーション科

教授 竹内孝仁さん

(たけうち たかひと)

1941年東京都生まれ。日本医科大学卒業後、東京医科歯科大学助教授などを経て、91年より現職。73年から特別養護老人ホーム、80年代から在宅高齢者のケア全般にかかわっている。さわやか福祉財団評議員。著書に『TAKEUCHI実践ケア学セミナー』『通所ケア学』『医療は「生活」に出会えるか』(いずれも医歯薬出版)など。

 

 

 

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