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わがまちの情報を紹介します

 

●介護保険の導入により、特別養護老人ホームに入れない人たちのためのグループホームや宅老所の設置が必要。当町では空き旅館を利用してのいこいの家がスタートします。

(千葉県 男 59歳)

 

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天津小湊町 ほのぼの荘

 

●高齢化率の高い本町(下益城郡中央町・99年末28.8%)では、町長の福祉の後退はあってはならないという方針で介護保険にも取り組まれているようです。廃校になった小学校の校舎を改築した新施設もでき、着実に進んでいると思う。

(熊本県 男 70歳)

 

市民の側からの監視と働きかけが大切

 

空き旅館がいこいの家に

 

惰報が寄せられた千葉県天津小湊町で開設した「ほのぼの荘」は、60歳以上なら誰でも利用できる場所だという。元は旅館でカラオケやお風呂、マッサージイス等があり、土・日・祝日、年末年始はお休みだが、午前9時から午後4時までいつ行っても、何をしてもOK。昼食は弁当持参の人もいれば近くの店から出前を取る人もいる。家にいるよりずっといいと毎日12〜13人の高齢者がくつろぎにやって来るとか。利用料は町内の人が100円、町外の人が300円。これからは既存の施設をどんどん利用する時代!

 

厚生省の「介護相談員養成事業」さわやか福祉財団が受託

●苦情相談窓口については、市町村で対応しているが、行政には言いにくいという方もいると思う。大阪などで取り組みが始まっている「介護保険市民オンブズマン」のような、より利用する側に立ち現行制度の不備について告発していくシステムが全国に広がっていくことによってさらによい保険制度になってほしい。

(福島県 男 38歳)

 

 

 

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