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●3月より市民団体「福祉ネットワークふくおか」(古賀市)の事務局長として介護保険110番電話相談室&市民ふくしセミナー(年10回)の企画、運営に携わっている。3月で57件の相談があった。今後とも利用者の権利保護をめざす。

(福岡県 男 64歳)

●現在「青葉台さわやかネットワーク」(市原市)にて介護保険制度の相談窓口を開設しています(行政側の了承を得て)が、認定後ケアマネジャーの不足もありどのような事業者と契約したらよいかとの相談が多い。

(千葉県 男 75歳)

 

「福祉ネットワークふくおか」では、会報で情報を提供している。

 

介護保険サービスの質の向上をめざして利用者の立場に立ちつつ、利用者・事業者の橋渡しを行う人を養成することが急務だとして、今回厚生省は「介護相談員」養成研修事業に乗り出した。相談員は事が起こってからの告発型としてではなく、それ以前に日ごろから利用者の声を吸い上げ、調整し問題提起していく形の「介護相談員」。活動はボランティアで行われる。全国の自治体が今後導入していくが、さわやか福祉財団では、主にまずそうした自治体向けのモデル事業として、今年度8月から、約1千名を対象に養成講座を開始する。現場に立つ市民だからこそ対応できる相談もある。ぜひみんなで介護保険制度をより良い制度に育てていこう。

 

介護保険110番

092-738-2501

受付スタート

シニアの悩み相談も

4月からスタートする介護保険制度に関する相談・苦情なんでもどうぞ-福祉ジャーナルと「福祉ネットワークふくおか」がタイアップして、3月1日から、介護保険110番&シニアの悩み電話相談の受付を始めた。

電話相談は、介護保険を市民によりわかりやすく、安心できるものにしていこうというのが目的。平日(月〜金曜)の午前10時から午後4時まで、シニアライフアドバイザーらのボランティアが交代で電話を受ける。相談内容によって、顧問の専門家(医師、介護福祉士、看護婦、弁護士、学識経験者など)の意見や、行政の回答をもとに、相談者に文書(または電話)で具体的な解決方法をアドバイスする。

専用の電話(092・738・2501)のほかに、FAX(092・738・2502)でも24時間受付ける。

*多くのご意見をお寄せいただきありがとうございました。ぜひ今後、本誌の企画に生かしていきたいと思います。また、今号巻頭では「高齢社会とマスメディア」と題したアンケートを添付しています。みなさまからのご意見をお待ちしています。

 

 

 

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