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ステップ4] 書類への記載、市役所への届け出と事業者への提出

 

いよいよ、終盤戦だ。書類への記載は、三月半ばころから取りかかった。それらの書類を市役所に確認してもらい利用票と同別表のコピーを提出、自分でも保管し、提供票と同別表のコピーをそれぞれのサービス事業者に渡す。

費用の計算も非常に複雑だ。詳細は省くが、要介護度によっても、サービスの時間によっても、基本となる単位数が異なるし、住んでいる地域によって同じ単位数でも介護報酬が異なることも。消費税の扱いや、小数点以下の端数の取り扱いなど不明な点が続出し、その都度市役所に電話で尋ねることになった。

 

S女史のメモから

 

3月31日(金) 記載した書類を市役所に持参。資料がなくて空欄にしていたサービスコードの記入、介護報酬の計算チェックなどを含めて1時間半かかった。同時に、ケアプラン自己作成への変更届の用紙をもらう。

4月4日(土) 自己作成への変更届を郵送(後日、自己作成等と記載された保険証が届いた)。

 

これでとりあえずは完了。あとは毎月、翌月のケアプランを提出する作業が続く。駆け込みぎりぎりの提出となったが、ともあれS家では、ケアマネジャーが作成した場合とまったく同様に、利用料の一割負担でサービスを受けることになった。

 

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