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3月30日(木) ベッドが到着。またK事業所からヘルパーとコーディネーターが来訪。支援内容、時間等の打ち合わせ。

(4月になって、各事業所から10ぺージ以上の契約書が届いた。これに署名捺印し、契約成立。ただしいずれも説明はなく、とてもわかりづらい文面。)

●S家のケアプラン(利用限度額15万8000円)

家事援助週2回、ベッド・手すリのレンタル、居宅療養管理指導。計4月…5万464円、5月…5万3697円(うち1割負担)。

4月はこの他に、浴槽用手すり(1万5750円)を介護保険枠内で購入した。

 

利用者が事業者を選べるはずの介護保険だが、現実には選択する余地はまったくなかったとS女史は振り返る。福祉用具貸与の事業者はすぐに決まったが、家事援助を受けてくれたのは結局つてのあったK事業所のみ。最終的にサービス内容や曜日の調整が完了したのは介護保険開始ぎりぎりの三月三〇日だった。

 

表2 ●ケアプラン作成から支払いまでの流れ●

(市町村が審査支払い業務を国民健康保険団体連合会に委託する場合)

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全国事業者に関する情報は、社会福祉・医療事業団のホームページWAM NET(ワムネット)で見ることができる。http://www.wam.go.jp/

 

 

 

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