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参加者の関心は、痴呆対応型グループホームと元気なうちからの『ふれあい型』グループホームとが相半ばしていた。ただし、介護保険の在宅サービスの一つとして入居予定者が把握しやすく、収入も介護報酬で一定額を保証されている痴呆対応型と違い、「ふれあい型」は建物先行ではなく、地域に密着した入居予定者、運営者ともどもの組織を創り上げていくことが運営上必要不可欠であり、その点について参加者に不安と戸惑いが感じられた。参加者全員に配付したグループホーム案内書を十分に読んでいただくようにお願いして分科会を終了する。(神谷)

 

神奈川県でさわやか懇談会を開催しました

広報・企画グループ

 

【3月29日】

神奈川県・メルパルク横浜にて「さわやか懇話会」を開催、県内のさわやかパートナー35名の方が参加された。まず全員の自己紹介のあと、堀田理事長からふれあいボランティア活動の展開についてお話しさせていただき、質疑応答などを交えて、懇親というプログラムで進行した。また、当日は地元にお住まいの当財団評議員松谷昭さん、杉山孝博さんも参加。杉山さんにはターミナルケアを含む地域医療について、松谷さんには東友会ボランティア部会の活動についてお話しいただいた。自己紹介、質疑応答等、それぞれの活動や熱い思いを踏まえての発言に、さすが、市民活動が活発な横浜、ふれあい活動への関心の高さを強く感じさせていただいた機会となった。広報G以外からは大竹、竹谷、苫米地、丸毛、柳、山本、が、広報Gからは清水、八谷が参加。(八谷)

 

語録 堀田力

「平均寿命が延び、余生というにはあまりに長い人生を送る時代です。人生観を変えねばなりません。もはや昇進すれば給料が上がり、それが幸せと思った時代は終わりですよ。会社人間の時代は終わり、個の時代。それぞれが自分の思いを活かして生きる時代です」

(2000年3月26日付東京新聞。「2000年それぞれのメッセージ」インタビューに答えて)

 

 

 

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