喜・涙・笑 ふれあい活動奮戦記
NPO法人札幌微助人倶楽部(北海道)
介護保険の恩恵を受けられないで困っている人たちを重点的にサポートしていきたい
「公的介護保険制度が始まりましたが、“ケアプランを立ててもらったら、これまでよりもサービスの質が下がってしまった”など内容に失望する声や、先行きに不安を感じる声か、既にあちこちから聞こえてきています。もちろん、介護保険はまだ始まったばかりですし、今はまだ現場も混乱している段階ですから、サービスの量や質について語るのは時期早尚でしょう。しかし援助を求めていながら、制度から漏れてしまうというケースは、意外と少なくない。ですから当倶楽部では、当面は、保険の恩恵を受けられない人々のサポートを重点的に行っていこうと思っています。“介護のプロとしてではなく、助け合いのボランティアの範囲で活動をしていきたい”というのは、会員さんたちか望んでいることでもありますから」
団体の今後の方向性についてこう語るのは、「札幌微助人倶楽部(ビスケットクラブ)」の会長を務める齋藤達さん。
