「新しいふれあい社会」の創造に向けて時流を動かす
さわやか福祉財団の規模が大きくなり、社会的認知が深まるにつれ、私たちがどういうことをやっているのかをきちんと知ってもらいたい、さらにそれを知ってもらうことで新たにボランティア活動に参加する人を増やしたい。そんな思いから、95年の財団化と共に広報部門を創設した。さわやか福祉財団では、直接各事業に関係する広報活動はそれぞれの担当が独自に行うが、広報部門では財団全般の総括的なプロモーションを担当している。企業と違って後方にかけられる予算は少ない。しかし思いのある人に財団の理念が届けばその思いは形に変わり、全国に多くのふれあいの輪を生み出し、その波がまた、新たな人々の心に思いをはぐくんでいく。限られた資金と体力をもとにいかに効率的な広報ができるのか。さわやか福祉財団の広報は自分たちの組織への理解や支援を求めるだけでは不十分。財団の活動を知ってもらうことで、目指す先にある「新しいふれあい社会づくり」への時流を広く、底辺から巻き起こしていく。
●主な活動(2)
●さわやか交流会(94年11月〜98年3月)4回455名●さわやか懇話会(98年9月〜99年10月現在)6地域6回163名●さわやか福祉財団交流総会(99年2月〜)1回218名●新聞記事冊子(財団編・堀田力編98年12月)●その他各種啓発促進ツールの制作・配布●ニュースリリース発行●各種ロゴマークの作成他