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広報・企画事業

情報誌『さぁ、言おう』で新しい時代への変革をめざす

 

「『さぁ、言おう』って雑誌のタイトルらしくないですよね」、そんな明るい声が時に届く。まさにその通りで、『さぁ、言おう』は雑誌の形はとっているが一般の商業誌、会報誌とは全く意味合いが違っている。全国の市民の声を広く募り、それを社会に提言し、改善につなげ、その結果についてもまた共に議論する。市民が声を出して社会を変えていける場の提供をめざして、その名の通り『さぁ、言おう』はスタートした。93年4月の創刊から数えて本4月号で通巻84号。社会の目をふれあい活動に向けるという流れをつくった今、新しい社会の土台となる仕組みづくりへのより具体的な働きかけが目標だ。

一方で、冊子を制作し全国に配布するにはお金がかかる。関心の無い人にも理解を深めてもらおうという目的上、商業誌として売る性質のものではないし、自然、気持ちのある方の資金援助で賄うことが前提となる。その意図を理解し支援してくださる方々を増やしていくのもまた課題となっている。一人ひとりの声は小さい。けれどもその声が集まれば社会の大きな流れを生むことができるはず。市民の声が生かされた新しい社会システムづくりに向けて広く問題提起を続けていきたい。

 

●主な活動(1)

●「さわやか通信」(92年6月〜93年3月)全5号●心豊かな高齢社会を考える問題提起型情報誌『さぁ、言おう』(93年4月〜2000年3月現在)通巻83号●「さわやか活動報告ニュース&にゅーす」の発行(95年11月〜2000年1月現在)通巻20号●「茶話やか会」開催支援(97年4月〜2000年3月現在)1府7県主催14か所他

 

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