ミドルレディース

　

ひまわりが冷静、確実プレーで岩手盛岡レディースに逆転勝利

試合を最後まであきらめない力

　

優勝　ひまわり(鹿児島)

準優勝　岩手盛岡レディース(岩手)

第3位　福岡南筑(福岡)　熊本尾ノ上(熊本)

　

本来、持ち得る力をすべて発揮することができれば、結果はおのずとついてくるもの。しかし、勝負の世界は奥深いもので、力を発揮できないチームもあれば、時として力量以上のものを発揮するチームもある。よく言われる“勢いのあるチーム”だ。

予選リーグ戦で、勢いがあり、目を引いたのが岩手はまぎく。予選リーグ戦第1試合、今大会で平均年齢34.4歳ともっとも若い健祥会レディース(徳島)戦では、相手に攻撃をさせない一方的な試合展開で勝利。湘南　夢(神奈川)に惜敗して1敗するも、決勝トーナメント戦へ勝ち進んだ。

　

試合終了の瞬間、逆転の上がりを決めた米沢主将(右端)のもとに全員が駆け寄った

冷静に第2ゲート通過を決める内田選手

優勝の実感がわいてきて、思わず涙ぐむ米沢主将

左から種子田洋子選手、山下勢津子選手、内田美代選手、南ヒデ子選手、米沢洋子主将の平均年齢55歳のメンバー

　

ひまわり(鹿児島)

チーム結成後間もない98年に全国選抜初出場を果たすが予選敗退。その後、さつまの宮田昇主将の指導を受けて急成長。メンバー全員、チーム名の「ひまわり」のように、いつも笑顔でプレーすることを心掛けているさわやかチーム

前ページ　　　目次へ　　　次ページ