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6] 過去1年間に国の機関から受けたサービスの評価

1999年1月1日から12月31日までの1年間に、まずは国民として直接接触するサービスを18項目に分類し、各項目にどれほどの接触があったかと、それらのサービスに対する5段階評価を試みた。

ただ国の機関から国民が直接受けるサービスには、政策に立案・調整・監査などの業務を除外し、専ら直接サービスを受けるライン業務中心に調査した。またサービスを受けた項目については漏れなく記入されることを期待した半面、受けなかった項目については、記入を求めなかった。その結果は、C-6表に要約できた。

 

C-6表 国の機関から受けたサービスの種類と5段階評価

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この表から類推できることは、第1に117人の回答者が接触したサービスの順序は、国民の行政ニーズに対応したものではないかということであった。換言すれば、国民の行政ニーズと政治や行政が意図している改革のベクトルと、どれほど一致しているのか、確めたくなったことであった。

第2には、接触の程度と5段階評価との関係であった。そのために、縦軸に接触の程度を、横軸に評価の得点をマークしたところ、C-6-1表を得た。

 

 

 

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