(2) 次いで、総合職・一般職を「区分けしている」企業について、コース別採用制度を導入した当初と比べた総合職全体に占める女性の割合の増減状況について調査した結果、「変わらない」とする企業が33.3%に対し、「やや増えている」が31.3%、「増えている」が25.0%と全体としては「増えている」とする認識が高くなっている。
ア. 企業規模別
これを企業規模別にみると、「5千人以上」では「やや増えている」、「増えている」の合計が80.0%と圧倒的に高く、特に「製造業」ではその合計が約93%と高くなっている。これに対し、「千人未満」では、その合計が35.3%と「変わらない」の55.9%に遠く及ばない。「千人未満」規模で上述のように平成12年における女性総合職の採用の比率が低い実態を裏付けた結果が出ている。