ダイヤの指輪のようにいろいろなことを想像させてくれるごみもあれば、歴史や民俗学的に楽しめるものもあります。
来年には漂着物学会というものを立ち上げる予定で、全国的にビーチコーミングのネットワークができるものと期待をしているところです。
ご紹介してきましたように、私たちは主に砂浜を舞台に活動していますが、美術館の範囲を砂浜だけに限定しているというわけではありません。
自然も人も、地域の産業も全部が作品ですので、町全体が美術館だととらえてみてください。そういう観点から、もう少し広域的に私たちの活動の範囲を広げてみようということで、エコツアーを行っています。「山・川・海のつながりを考える」というテーマで、3泊4日ぐらいで、四万十川の中流域から土佐湾まで水の流れをたどって旅をします。