開催地挨拶 佐々木誠造(青森市長)
この度は、青森市において大変有意義なシンポジウムの開催をいただき、また、多数の皆様においでいただき、青森市民を代表して心から歓迎を申し上げます。
このシンポジウムは、海洋汚染防止の必要性を広く一般に普及啓発するため、一昨年から全国11か所で開催されてきたそうです。それぞれの地区において大変有意義な、また、大きな反響を呼んで来たそうです。最終年度の本年には青森市と他2か所で開催されるそうですが、この有意義なシンポジウムが本市で開催されることは大変うれしいかぎりです。
青森市ではこの3月に、青い森、青い海を生かした環境都市の実現を目指して「青森市環境計画」を策定し、現在、その推進に努めているところです。したがって、このシンポジウムが一層の励みになるものとうれしく思っています。
◆陸奥湾保全・再生プラン
サブタイトルの「陸奥湾」は、私たちにとっては宝の海であり、また財産であります。本市では昨年、陸奥湾岸14市町村の皆さんと一体となり、「きれいな・豊かな陸奥湾を次世代へ」というキャッチフレーズのもとに、国の地域戦略プランにのっとった「陸奥湾保全・再生プラン」を策定し、陸奥湾の汚染防止事業に着手したところです。
<以下、プロジェクター併用>
青森県の地図です。陸奥湾を中心に津軽半島、下北半島、そして八甲田連峰とに囲まれています。
陸奥湾岸には14の市町村があります。青森市、むつ市、平内町、蟹田町、今別町、蓬田村、平舘村、三厩村、野辺地町、横浜町、川内町、大間町、佐井村、脇野沢村。総面積2,368km2、青森県全体の約25%、1/4を占めています。ちなみに、東京都の約1.1倍の広さです。また、陸奥湾の面積は1,660km2で、東京湾の1.7倍という広さです。