日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 社会科学 > 教育 > 成果物情報

心学が拓く二十一世紀の日本

 事業名 心学開講270年記念シンポジウムの開催
 団体名 心学参前舎 注目度注目度4


ちょうどその頃、石田梅岩の心学に触れる機会に恵まれたのです。「武士が禄を食(は)むのと、商人が利を得るのは同じである」という考え方に接し、わが意を得たりと思ったものです。われわれは決して邪(よこしま)な心で商売をしているのではない、世のため人のために商売をしているのであり、正しい商いで正々堂々と儲ければいい。それを江戸時代のあの封建社会の中で言ってくれた人がいたということに、私は大変勇気づけられました。

現代の日本でベンチャー企業が生まれない要因の一つに、企業経営者が尊敬されるような社会になっていないことが挙げられると思います。企業経営者、特に中小企業経営者には社会的ステイタスがなく、社会から認知されないという悲しい現実があるのです。そのような風潮の中では、ベンチャー企業の登場はあまり期待できません。健全な産業社会を育むためにも、企業人が社会から蔑視されるようなことがあってはならないのです。

そういう意味でも、私たち企業人は、国家を支え、世界の経済を底辺から支えているのは自分たちなのだという誇りと自覚をもって経営に臨むべきでしょう。そのためにも、梅岩が教える素晴らしい企業経営の倫理・道徳を身につけ、誇るべき哲学をもって経営していかなければなりません。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら

日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
471位
(33,772成果物中)

成果物アクセス数
23,307

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2021年9月25日

関連する他の成果物

1.シンポジウム案内
2.シンポジウム次第
3.シンポジウムレジメパンフレット
4.「心のまなび」第25号
5.写真記録(丹の街NO.47)
6.能装束、唐織写真
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から