八月二十二日早朝三時、氷室神社神前に、90×50×25cm大、重さ百二十五?sの氷を供え、道中の安全祈願祭を執り行ない、ついで、四時半に氷を大八車に積み込んだ。メンバー約二十人は白装束の姿で、松明の明りの下、多くの地域住民に見送られて出発した。
当時のコースをなぞって、氷所→神吉→越畑→水尾→六丁峠へ。この一帯は道幅が狭く、高低差がすごくて車でも切りかえしができない難所。停車ができない。暑さもきびしく、車軸がたちまち熱を持つため、車軸に水を差しながら行く。かつてはこの事業で死者もでた所だという。