2. 舶用工業
○ 舶用工業の概要
(1) 業種別事業所数及び従業員数
管内事業所数及び従業員数は、平成11年12月31日現在、300事業所、31,585人である。
これを業種別にみると、修理業128事業所、2,628人、ぎ装品製造業58事業所、4,520人、造船業32事業所、16,169人となっており、これら3業種の全体に対する比率は、事業所数では72.7%、従業員数では73.8%となっている。
また、事業規模別にみると、300人以下の中ないし小規模の事業所が全体の95.0%、50人以下の小規模事業所が全体の73.0%となっている。
(2) 生産状況
管内の舶用工業の生産高は、昭和62年を底に増加を続け、平成4年をピークに漸次減少傾向を示していたが平成7年には増加に転じた。そして、平成11年は834.5億円で前年に比べて、金額で307.4億円26.9%減少したものの、過去数年間の平均生産額は維持している。
(3) 製品別生産高
製品別生産高を対前年比でみると、舶用タービン29.2%減、舶用内燃機関32.9%減、舶用ボイラー39.4%減、舶用補助機械20.8%減、係船荷役機械47.2%減、軸系及びプロペラ9.4%増、航海用機器21.5%減、ぎ装品14.4%減となっている。
(4) 工業標準化
平成11年12月31日現在における、工業標準化法に基づく日本工業規格表示許可工場は1社である。
○ 管内JIS表示許可工場
