第4章 国民のニーズに応える鉄道輸送の展開
第1節 鉄道輸送サービスの充実
鉄道について、利用者利便の一層の向上、高齢者・身体障害者等の円滑な移動の確保のため、バリアフリー化設備の整備の補助、施設や低床式車両の取得について税制上の特例等の施策を実施。
第2節 鉄道整備の推進
整備新幹線については、平成8年12月の政府与党合意及び10年1月の政府・与党整備新幹線検討委員会における検討結果等に基づき整備を推進。また、都市間移動の高速化、都市圏内の混雑緩和及びモーダルシフトの推進等のため、在来線の高速化、都市鉄道の整備、地方鉄道の近代化及び貨物鉄道の整備等に対する補助等を実施。
第3節 今後の鉄道行政
運輸政策審議会は、12年8月1日、運輸大臣に対して、「中長期的な鉄道整備の基本方針及び鉄道整備の円滑化方策」について答申を行った。また、12年8月、運輸技術審議会鉄道部会において、「鉄道事故調査に関する提言」が取りまとめられた。