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第2章 観光政策の推進

 

第1節 国際観光交流の促進

外客誘致については、国際観光テーマ地区の整備、旅費低廉化等に取り組んでいる。また、13年大阪・ソウル共同開催の世界観光機関総会に向けたPR活動や12年9月中国国民団体観光旅行解禁をうけた受入体制整備等を積極的に推進。

 

第2節 観光による地域の活性化と観光まちづくりの推進

観光による地域の活性化、観光まちづくりの推進のため、魅力ある観光地づくりを行うとともに、関係者の連携による広域的・総合的な取り組みを実施。また、地域観光情報の提供方策について検討を実施。

 

第3節 旅行・レクリエーションの振興

 

今後、祝日三連休の倍増など休暇をとりやすい環境整備を行い、旅行の促進を図るとともに、旅行取引の多様化に対応した消費者保護にも取り組んでいる。

 

日本人海外旅行者数、訪日外国人数の推移

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注 (1) 法務省資料に基づく運輪省運輪政策局観光部集計より作成。

(2) 「訪日外国人数」とは、法務省編集の「出入国管理統計年報」の入国外国人数から日本に居住する外国人を除き、これに外国一時上陸客等を加えた入国外国人旅行者数のことである。

 

第3章 効率的な物流体系の構築

 

第1節 総合的な物流施策の推進

運輸政策審議会総合部会内に設置された物流小委員会において、平成12年6月、21世紀初頭における我が国の物流システムを構築するための課題及び物流政策の基本的方向について中間報告が行われ、ITの活用による物流システム全体の高度化や、社会的制約と調和した物流システムの構築を図る必要性等が指摘された。

 

第2節 物流サービスの向上、物流システム高度化への取り組み

情報化による物流の効率化が不可欠となっており、運輸省としても、モード・事業者横断的な物流情報を提供する「物流総合情報提供システム」の整備に向けた調査・研究を行う等、情報の共有化や標準化を図るための施策を推進。また、物流の全体最適化に向けて、物流会計基準の確立等、物流事業の高度化への取り組みを推進。

 

 

 

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