シームレス化のイメージ(同一方向・同一ホーム乗換え化)

　

第6章　効率的な交通社会資本の整備に向けた取り組み

　

第1節　運輸関係公共事業の現状

　

1　運輸省関係の公共事業予算

平成12年度の政府当初予算では、運輸省関係公共事業予算は6868億円であり、政府全体の一般公共事業予算総額の7.3%に。

2　公共投資の経済効果

・交通や物流の効率化により経済効率性を向上させる施設効果。

・建設工事に伴う波及効果によって有効需要を押し上げる事業効果。第2節　公共事業の改革

　

公共事業予算の各省シェア

運輸関係公共事業予算の事業別シェアの推移

　

3　21世紀の社会資本整備の方向性

(1)　21世紀の社会資本整備の方向性

・首都圏の空港容量拡大等による国際競争力強化

・環境・安全の重視

・施設のユニバーサル化等による少子高齢化対策

等の質的な充実が必要。

(2)　既存施設の有効活用

・フリーゲージトレインの開発・導入等による幹線鉄道の高速化。

・船舶の大型化に対応した岸壁の改良。

・港湾の24時間フルオープン化及び情報システムの高度化。

・空港の運用時間や空域、飛行経路等の見直し。

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