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4 将来を見据えた課題への対応

 

(1) 広域連携構想による交流人口の拡大

 

多軸型国土構造(イメージ図)

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現在、大分県では、単なる名所旧跡を回る一過型の観光だけでなく、交流を含めた幅広い観光を中心とした「観交立県」を目指し、「交流人口」を増加させるための施策を推進している。そのためにも交流活動をより円滑に進めるための移動手段の確保が必要であり、特に循環型交通体系の確保が必要であると考えられている。そこで、文化情報発信拠点「OASISひろば21」、国際コンベンションセンター「ビーコンプラザ」や香りをテーマとした「おおいた香りの森博物館」、2002年ワールドカップサッカーの大分会場である「ビッグアイ」などの交流拠点施設や高速交通体系の整備に対応した地域エリアごとの観光ルートの形成を図るとともに、温泉・高原・海・歴史・食文化などテーマ別の観光ルートの開発に取り組むなど、県内観光地間のネットワーク構築を図っている。

 

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豊予海峡ルート完成のイメージ

 

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